とりあえず、書いてみる
ネットでブログを更新するようになって、2年くらい経つ。
それがどうこう、というよりは、何となく、まあ、・・・・
と逡巡しながら、書いてみよう。
とりあえず纏め。
ITを生活が許した限界内で観察するだけしてきた、自分の感想。
・ITの登場
当時の閉塞した社会状況において、新たに台頭した時代の答えとしての『技術』。経済の行き詰った社会の雰囲気を明るいものにした。
・インターネットの利用
衝撃。
技術の未来を謳う言葉の難解さに、戸惑った。
・Googleの台頭
ネットの難解さに戸惑う僕に衝撃をさらに加えた。
・業界への就職
あらゆる難解さに、僕の小さな頭が破綻しそうになり、一つ、一つ用語を追った。
難解さを追求し続けた。
難解さの中にある、反復を見出そうとして、何となく掴めた。
以上が、僕のネット体験。
書き出せば、もう少し、長いものになるだろうけど、それが僕の10年。
そして、仮説。
誰の支持を得られなくても。
とりあえず、僕の生理にとって必要な、仮説。
定義。
ITって光と同質な電気をもって、時空間制約を限りなくゼロにし続けるための技術。
それが地球という惑星全体に適用された場合を想定する。
地球という星には、人がいて、人は沢山いて社会がある。
社会において、時空間制約が限りなく、ゼロに近づいた場合、社会はどうなるか、その構成単位である個人、組織、人間関係はどう直知されるか。
『それまで知り合うこともなかった人と出会うことが出来る。』
→そんな状況になろうと、ただ戸惑う以外にどんな応答も不可能。
時空間が制約されて、近づくことが出来た人と、一体どんな会話が成立するんだろう。
互いに、関心を持つこともなかったひとと。
ただただ、その技術あるいは、その周辺技術に関する感想以外に会話が成り立たない。
あるいは、力の弱い人が、力の強い人に巻き込まれて、散々な苦悩の呻きを聞くばかり。
実際、ネットユーザレベルで、自発的にオフ会が繰り返されているのは、僕の知る限り、ITに敏い人たちか、その有効性を認め、利用を検討することが可能な知識をもつ人たちばかり。
うううううううううん。
2次元の魅惑と3次元拒否。
ITの存立基盤。
ううううううん。
有機的に繋がった様々な事象が、一つの病として、連綿と続いてきたことを確認したい。