2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

積み重ね

日々が募り、その形が光を帯びながら、私は不安げに伏せていた目を上げる。 闇を見つめていた。哲学の怪物が潜んでいようと構わず。 見つめていた。 幼い心の形を必死で保ちながら。 骨が軋む中、本の森を彷徨った。宿る場所はないか。私がいつも宿っていて…

モラトリアムに関する素朴な疑問

大学生でいる間は決して自覚できないこと。知的・肉体的には一人前に達していながら、なお社会人としての 義務と責任の遂行を猶予されている期間。または、そういう心理状態にとどまっている期間。 大学を卒業してから、この期間のありがたみを痛感します。 …

ネットというカオス、稼動中の洗濯機で揉みくちゃになる衣類の気分で中心を眺めて

あらあらあらあらあらあらあらあらあらあら。 みんなすごいんだなぁ・・・・・・・。 何を見ても、何を聞いても、すごいんだなぁ。 稼動中の洗濯機で揉みくちゃにる衣類の気持ち。 グォングォン廻されながら、その繰り返しの中で、目を廻し、混乱し、 幾日幾…

人の心が動く

それは、議論の正しさより、はるかに重要で困難な意味を伴う。 その言葉を書けるかどうか、ここで分かりやすく語るなら、精密に論理的に組まれたプログラムより、そのプログラムがどう動いて、そのプログラムを実行する人を不便から解消するかのほうが遥かに…

過ちを味わう

ネットを散見していくうちに身に着いた、あるいは身に着けた作法。 それは、ネットに上がる、注目度の高い記事を参考にして書いてみた結果、味わった私の過ち。 Googleの躍進を聞いて耳にして以来、続けてきた、ネット注視によって、それは前提としている知…

日本における『和』について

『和』とは既存にある体制の維持によってのみ為されたのではなかった。 競争に基づく平和を勝利によって、最初に作り上げた一氏族の治世から始まる連綿とした競争関係の是認から始まる。 日本を最初に統治した氏族の承認が、かの戦国と呼ばれる時世にすら大…

派遣と荘園

『歴史の復習。 荘園制度は貴族、寺院、さらには守護大名、地頭、農民と続く多重債権制度に基づいている。 現代の派遣制度も同じく、大企業、中小企業、派遣会社、登録スタッフという多重債権制度に基づいている。 現行の派遣制度の成立の基は江戸幕府の開府…

私の奇態

私はブログというコミュニケーションの中で 墓場で叫ぶ人のよに何を叫んでいるんだろう?れぎおん?

しがらみ行

私たちが担っていくしかない、しがらみという名の旅。 それが、確かに美しく力のあるものとなる為に。 私たちはなんて、無力なんだろう?