2007-01-01から1年間の記事一覧

日々を生きること。

学ぶこと。 なんて偉大なことだろう。

流行語にノミネートされた「KY」について思うこと。

このブログでも書いたことのあるこの言葉に対する危惧に関しての連想。 日本という国で「表現の自由」が憲法によって保証されているのは誰も知る所だ。 それは、戦争からの反省によって立てられた基本的な権利だ。 それは戦争当時に力を持った言論封殺への反…

ネットで加速していく時間が怖くって・・・

次々に新しいサービスがリリース、リリース。リリース。 ああ、大切なことはどれだけ、必死についていこうなんて考えても、ついていけないということ。 ネットが発展すればするほど、そのことだけが変わらない事実だから。 便利になりすぎると、不便を見つけ…

星が舞う冬空の下で流れた涙

いくつもいくつも胸の中を通り過ぎていった思い出がふっと蘇る。 そんな日が冬を飾る夜がある。 かじかんだ手は同じように冷えていた。だけど、手を重ねてみたら温かい。きっと心が静かにちょっと早く動いたから。 息も白く、クリスマスが近づいた日。街の電…

著作権雑惑

著作権がネット上で色々、騒がれている。表現された物に関して権利を守る側と権利を侵害する側とで意見が激しく対立している横で、オープンソースなど、ネットにおいて、無料で公開されている著作物の質も量も日々向上している。 著作権の周辺にある人たちの…

ブログを更新し続けること

それが一つの何かを作り上げる為の材料になっても それだけで、何かを作り上げることは難しい。

KY

『「空気読めない」または「空気読め」の略』(By Wikipedia) どこまで広がっていくのか。また、表現を変えて同じ意味の言葉もいつか出てくるのか。それは分からないことかもしれないが、この言葉が流行るのはとても危険なことではないか。 空気読みながら…

勝負(かちまけ)

例えば、人と争うことを極端に嫌う男がいた。その男は人と戦うことがいやで、嫌で仕方なかった。競争という名の就くあらゆることを拒んだ。「勝ったところで何になるか?」競争が始まる時、いつも、彼の頭にその疑問が襲う。 そのため、彼は負け続けた。負け…

この時代に当たる不釣合いな真剣さ

私には例えば、求められる演技としてのネットユーザーの振る舞いの必要性を理解していないのではない。 私のうちにある時代にそぐわないある熱が、その必要性を強く超えて阻むのだ。 私は愚かにも言葉を重ねて、ある重要な気遣いが出来ないでいた。 このネッ…

はてな村の人たちに対する知的弱者の疑問

はてなを利用して4ヶ月になる私の頭をよぎった疑問。はてな村では日々絶え間なくエントリーに対するエントリーという形で議論が繰り返されている。 ある記事には、その様子は戦いだと書かれてあった。私は大学生の頃まで大手出版社が発行している言論を興味…

この変革の中を一幅の画のように

その為にはあとどれくらいの忍耐が必要なのだろうか。 それには歴史家に求められる忍耐が必要となる。例えば、日本の政治の混乱を考えてみる。 国全体の借金は見た事も聞いた事もないような金額に達している。 社会保障の先は暗く、若い世代は自ら担う事にな…

ハッカー倫理と経済合理性の衝突

ハッカー倫理。 それは現行の世界を変革させた大いなるインフラ、インターネットのエンジン、心臓に当たる。 大多数のユーザーはそのサービスを受動的に甘受している。ハッカー倫理はそれを容認する。 子ども時分の優しい友達感覚で。 しかし、ハッカー倫理…

民主化という名の効率化。

まずは極論から ・効率という言葉が断言することを拒む究極の結論あるいはコード。「人は生まれてこなければよい。」 ・効率という名の権威は人の生活に寄与しているときにのみ、保証されるが、この言葉の究極結 論はこうなる。それは人の生活に効率という言…

宗教という名が日本人の皮膚に触れる時

宗教に関してごく一般的に語ることは困難なことだろうか。宗教という名が皮膚に触れると起きる嘗ての拒否反応は現在もそのままか。 この名が拒まれるとすれば、どう言い換えようか。便宜的に宗教という名を使った。伝統と呼び換えようか。常識と呼び換えよう…

いつか笑いを求めることを辞める日

寂しい時。 一人が堪える時。 私たちは笑いを求めずには居られなくなる。 だけどいつか気づく日が来る。 笑いではどうにもならない日が。 どうにもならない痛みと呻きに出会う日が。 その日その時ですら私たちは笑いを求めるだろう。 しかし聞くだろう。 笑…

20071104のまとめ。

長々と書いてきて自分なりにまとめて置く必要を感じた為、追記したい。 世界が日本に注目している理由を類推したい。それが日本の世界に向けて発信できるコンテンツの方向性を加えると考えられるからだ。断りたいのだが、これは私の仮説であり、私がこの仮説…

マスコミ、芸能界批判に関する雑惑

マスコミ、芸能界への目はとても厳しく、視聴率至上主義がよく槍玉に挙げられているのをここ最近一連のニュースにも取り上げられています。 業界構造に関しては私は何も言えず、何も知らないのですが、はてだの注目エントリーで上がっていた記事を目にし、業…

UserCreativityと言う名の借金

インターネットが誕生し、日本経済にすら格差の拡大が目立つようになり、ネットは更なる進化を遂げその発展はとどまることを知らない。 私たちがネットで使っているサービスは、無料のものが多い。 ただ、私たちがこれらのサービスを無料で使い続けることを…

私の学問

私は大学生の時分、小林秀雄に出会った。しかし、彼はもう故人となっていたから、そう書くと語弊があると批判を受けるかもしれない。正確を期すなら、彼がその著作の中で表そうとした彼の裸の心に私は惹かれ、彼の著作と共に、生活した。 彼の作品を手に入る…

売名批判への言い分

「著作権の侵害だ!」 という言葉は、少なくはない表現者に対して、強い威嚇になると同時に、名誉毀損にもなりかねないリスキーな批判だ。 しかし私にとって一番厄介かと考えられるのは「売名」という批判である。その言葉は表現者に親しい囁かな喜びを容易…

日本における社会という名に隠された宗教とそこにある社会人

「やってはいけないことは理由が理解出来ようが出来まいが、やってはいけない。」 ある日のネットに流れた日記に書かれていた言葉。 世界で日本は話題になっているそうです。だけど、私たち日本人はそれを理解して説明することが出来ない。 私はそれに関して…

[小林秀雄][随想][時]考えるヒント 先日、小林秀雄さんの「考えるヒント・2」を読み終えました。 久しぶりに文庫本コーナーに立ち寄り、彼の著作の中でも、読みやすいものとして読み進めていく内に、閉店時間が迫り、まだ読み終わりたくないなどと考え、購…

頭の品

賢く見える人が増えた気がします。 しかしそれは、今の時が、孔子の言ったことの正しさを理解することが易しくなった事を意味したりはしない。 「知とは知らないことを知らないということだ。」 今の時は自分が愚かであることを表明することの方がやはり難し…

愚かさ

人に頼ったらどこまでも依存してしまう事で嫌われて、離れて行かれる事が怖くて 極力人を頼らないでいこうと極端に努めてみたら結果、全てを独断で行うようになってしまい、人が離れて行った。 ああ。

劇的な発展を続ける技術に関して。

アラン・ケイによれば未来についてよく知りたければ、未来を創造するしかない。 しかし、どうしても私にはそれが不安でならない。何故だったか。 未来に過去を見る以外に方法はない。私の言葉は錯乱しているか。 今創造されているものが陳腐化される前に既存…

誤解

私たちは真理を求め、喜んでそれに身をささげようとするか。 私たちは真理を求める、だが真理は決して手に入らない。 真理はここにある。だがそれに触れたくはない。 私たちは複雑さを好んでやまない。 単純で力強いものはとてもじゃないが、受け入れられな…

才能

今秋リリースされているJ’POPにランキングインしている曲を好んで聴いています。 個人的には、曲よりも歌詞に注目して聴いています。 そのなかで、感じること。 歌詞が心の細部、それもささやかな小さな部分に、優しく触れる曲が愛されているのだなと感…

美しい女性

ああ。何という美しさか。 詩人の心は捉われる。 「女が男の半身としてあたえられもしたように 夜はこの世のなかば。それもこの上もなく美しい半ばなのに。」 恋しい人を求めて泣いたのは、かの人に逢いたくて、でも遠くて 過ぎ行く時間が、余りに早く、余り…

若き日の怒り

心が燃えて燃えて燃えていた日々。 私たちは何に怒っていたのか。 祝うべきこともないまま、はしゃぐ声の隣で、あの赤裸々に照り出す太陽の下で。 約束もないまま。 行く当てもないまま。 心の中に呻くように、高らかに響く地鳴りの隣を通り過ぎて行った。 …

はてなダイアリーへの信頼

はてなダイアリーを使用して3ヶ月になります。 はてなでの次々とリリースされるサービスやマスコミや書店での評判を見て、コイツはすごいのかなとミーハー心をくすぐられ、はてなに登録し、最初は閲覧のみだったのに、いつしか、日記投稿をするようになりま…