雑惑

総括

これまで、自分がこの日記で書いてきた下心、意図を表明したい。 先日MIXIで書いていた日記を会社の同僚が密かに読んでいて、それを私本人に明かしただけでなく、私の周囲の人にIDまで、無断でばらまいて、挙句、日記更新を催促された。 最初は非常に動揺し…

時代の枯渇を浮かべる霧

2週間くらい前に削除したエントリーのタイトルが、上記のタイトルで一体何を書こうとしてそういうタイトルを付けたのか、もう思い出せないけど、言葉を読んで見て、大体当て勘ながら、書いていってみたい。 ネットの社会的プレゼンスは日に日に高まるばかり…

ポールグレアムを読んで。

ハッカーに関して、書かれた文章を久しぶりに読んだ。 ライオンの隠れ家さん(http://d.hatena.ne.jp/lionfan/)のmixiコミュニティを登録しているから、記事投稿の告知がある度に、読んでいたから、完全に久しぶりとはいえませんが。 職場の先輩から借りた…

仮想という名の意味の深浅

ネットに記事を投稿するようになって3年くらい経過しています。ネットでニュースを見たり、mixiで、日記を更新したり、ほとんど大げさな使い方をしてきた訳ではありませんが、今の自分なりに、ネットに関して思う事を纏めてみたいなと思いました。 先日、Mix…

意図的敗戦承認

63年ぶりに税収が、国債発行額を下回ったそうです。戦後直後の財政と殆ど似てしまったのなら。 日本の体制そのものを、敗戦直後と意図的に想定して、官僚機構を抜本的に変更させるわけにはいかないだろうか。 今の日本が、習慣の帳尻合わせのために、必然的…

ネットにおける人文科学の可能性

ネットソースを学問分類にはめて考えてみると、人文科学、哲学、宗教、心理学、文学に関して記述されている分量は果てしなく、少ないだろう。 推測も出来ない。 現代は、科学技術に関しての記述以外ニュースになりえない。誰の哲学が、現代の哲学者によって…

【富の未来】を読み返す

先のエントリーで書いたものを少し読み返した。富の未来を読んだのは、発売されて間もなかったから、ちょうど起算して3年半前になる。 3年半前というと、サブプライムローンが起こるまえで、世界的な景気がまだ明るい時期でした。それから3年半という時間が…

FREEを読んだり、富の未来を読んだり

インターネットサービスが無料であるということに関して、色々考えてみたりした結果、いまだによくわからないことがあります。 フリーソフトウェアプロジェクトを実行している人もフリーとは「自由」という意味もあって無料という意味だけではないとどこかで…

ウィリアム・シェイクスピアという名に関して

先日、彼の4大悲劇に数えられる「マクベス」を読んだ。ジュリアス・シーザーを読んで以来、久しぶりに彼の著作を 読んだ。 勿論、多分に漏れず彼の筆速に引きづられ、時間を忘れて読んだ。彼を評して聞いたゲーテの言葉は、真実を含む。 「物書きを志す者は…

ネットとリアルの反復

リアルが、最初に人間関係、日常会話の中で、ネットに対して人をリリースする。リリースされた人は、ネットにおいて、時間を消費し、リリースされたリアルの根幹たる経済体制の破壊を喜ぶ。 崩壊を始めるリアルはさらに、ネットに人をリリースする。 リリー…

インターネットの無限の可能性に関する喧伝にすら沈黙している人が気になる。

ネットの誕生以来、メディアの覇権移行は順次ネットに軍配を上げていて、景気がどれだけ悪いと言ったって、それで、ネットを使う人が、ネットを使うことを辞めるわけではなかった。 それほど、ネットの現制における存在感は増すばかりなのに。 それでも、沈…

僕が恐れていた物

科学技術が齎す幸福についての戸惑い。 そういう事が決して、自分の心を満たすことが無かった事を率直に認める 事が出来なかった。 僕が生まれ合わせた時代に在って、僕は自分が与えられてる幸福に関し て、我慢しなければならなかった。 生きている手応えを…

表現のためのファイアウォール

まあ、それを無知で築くということ。

無知の功罪

今時分、無知は確かに危険なものとして存在するが、単純さを保証し得る 唯一の自覚が、無知の中にあるなら。 複雑な無知も存在し得ようが、目指すべきものはいつも統一。

インターネットの情報量を個人的に考えてみる。

インターネットの情報量が、今も、これまでも、これからも増えていく。 その情報量の増加は、僕が無知であることを指摘し続けている。 無知であることを認める勇気だけが、現代の正気を保証するんじゃないか。そういう思いが最近、確信に変わりつつある。

経済状況把握(私家版)

株価とかそういうのを、感覚的に掴むことは難しい。 資本主義の前提がぐら付いている。人の消費意欲は、どうやら無限ではないらしい。人の消費意欲は無限であるという前提で運用され続けていたこれまでの方針は、改めなければならないが、とにかく、その前提…

mixiで書けることとはてなで書けること(私家版)

mixiはコメントを付けてもらいたいという動機を持って書いてしまうから、そういう制約が付き纏う。はてなではコメントが付かないことを前提に書けるから、上記の制約が働かない。

走っている人を見た時に胸を割る様に縦に走る痛み

僕はちゃんと走れているだろうか。 僕が今走っているこのペースはこれで全力なんだろうか。 僕らは世の中にあって、世の中を決して変える力なんて無いとしても。 僕らは決して帰ってこない日々を生かし生かされ、生きてきて生きていく。 その中に身を置かれ…

恐れ

たぶん、僕はいつも何を書こうか、迷っていて、その恐れの内容を、出来る限り鮮明にしないといけない段階に差し掛かっている。

ネットはオープンなのに、クローズである不思議、紙媒体はクローズなのにオープンな不思議

誰にとってオープンであるべきかに関して。ネットと紙媒体の決定的な違い。 それは、およそ、ネットに接する多くのユーザーが感じているのではないか、と訝ってしまう。 ネットは、初心者に対して、凡そ閉じられた情報体系でしか、居られないようだ。 しかし…

少子高齢化が民主主義国家で起こった時の必然

今、日本という国で起きている事。 誰がこんな国にした? という疑問はおかしなことで。 高齢者が人口動態として、若年層より数が多いなら、若年層に向けた政策は、 この国が民主主義を続ける限り、起こり得ない。 最大多数の幸福が実現し続ける少子高齢化国…

誰に向けて書くかではなく。

誰を無視して書くか。 それでだいぶ日記更新の方向は決めやすくなるかもしれない。 今書こうとしている言葉を誰に言いたくないか。なら誰に言いたいか。 手紙なら、言葉を向ける人は決まっているけど、 ネットでは、誰を無視して書くかを決めて、誰に向けて…

技術による意匠

小林秀雄の文壇デビューは「改造」の懸賞論文に発表された「様々なる意匠」だった。 そこで論じられたのは、当時の文壇を賑わせていた、主要な思想の意匠を、おおよそ網羅したものだった。 現代の有力な意匠は、言う。「世界を技術に拠って、よくしよう」と…

さあ何を書いていこうか

書こうとする思いが、積み重なって、何処を通過して、どんな言葉になるのだろうか。 ネットの下地はとても分厚い寂しさを土台に出来上がっているのか。 目の前の30センチ向こうに手を伸ばして、出遭うこの虚無の厚さが、驚くようなリンクを張っている。 僕ら…

生きる為の勢いが作り出す嘘の重荷

人の息遣いを辛く、苦く、重くしますね。 最近会った勢いのある人や、別の人の本を見て、そう感じることが多くなってきました。 お酒を飲んで築く人間関係を僕は、何故か本能的に嫌がってしまいます。 お酒が苦手です。喉が焼け付くようで、嫌いです。 夜と…

技術は人の寂しさを数字で焼いて、焼き続ける

携帯を始めて持ったとき、僕に携帯番号という名前が付いて、僕の寂しさの縮尺は大きくなった。 ブログ、SNSを始めて、ページビュー、足あとの数字は確かに、僕の生活の寂しさを色濃くした。

勘違い、続き

WEB2.0について、この文字を目にすることは、非常に少なくなりました。僕自身も、その言葉をキーワードに追っていましたが、どうにも関わりようのない言葉だったので、その追跡を諦めました。 まあ、とにかく、右も左も弁えないままに、ブログなり、SNSなり…

僕の勘違い

少し前に書いた、技術は人を変えるか、その話を詳細に語る前に、引き続き、疑問と勘違いを起こしながら、始めざるを得なかった、最初の頃を思い出します。 とにかく、どんな記事が読まれて、それが、アップされているのか、ずっとROMオンリーで居ました。 自…

Google Street Viewに関して

個人的に思うこと。 Google Street ViewがGoogleさん自身で生活空間を撮影することに何の問題もなく、問題がある場合は、削除依頼に対応するということでそのサービスの利便性を訴えられるのであれば。 撮影をすることを、より、公明正大に行っていただけな…

詩について、私の知ってる現代詩

昨日土曜日珍しく、早起きして、梅田のジュンク堂に行ってきた。 目的もなく入ることを、常としているけれど、なんとなく2Fにある詩のコーナーに入って、本を漁っていた。 ユリイカ(青土社)2008年4月号が棚に面置きされていたのが、目に入ったので、10年…