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『「空気読めない」または「空気読め」の略』(By Wikipedia) どこまで広がっていくのか。また、表現を変えて同じ意味の言葉もいつか出てくるのか。それは分からないことかもしれないが、この言葉が流行るのはとても危険なことではないか。 空気読みながら…

勝負(かちまけ)

例えば、人と争うことを極端に嫌う男がいた。その男は人と戦うことがいやで、嫌で仕方なかった。競争という名の就くあらゆることを拒んだ。「勝ったところで何になるか?」競争が始まる時、いつも、彼の頭にその疑問が襲う。 そのため、彼は負け続けた。負け…

この時代に当たる不釣合いな真剣さ

私には例えば、求められる演技としてのネットユーザーの振る舞いの必要性を理解していないのではない。 私のうちにある時代にそぐわないある熱が、その必要性を強く超えて阻むのだ。 私は愚かにも言葉を重ねて、ある重要な気遣いが出来ないでいた。 このネッ…

はてな村の人たちに対する知的弱者の疑問

はてなを利用して4ヶ月になる私の頭をよぎった疑問。はてな村では日々絶え間なくエントリーに対するエントリーという形で議論が繰り返されている。 ある記事には、その様子は戦いだと書かれてあった。私は大学生の頃まで大手出版社が発行している言論を興味…

この変革の中を一幅の画のように

その為にはあとどれくらいの忍耐が必要なのだろうか。 それには歴史家に求められる忍耐が必要となる。例えば、日本の政治の混乱を考えてみる。 国全体の借金は見た事も聞いた事もないような金額に達している。 社会保障の先は暗く、若い世代は自ら担う事にな…

ハッカー倫理と経済合理性の衝突

ハッカー倫理。 それは現行の世界を変革させた大いなるインフラ、インターネットのエンジン、心臓に当たる。 大多数のユーザーはそのサービスを受動的に甘受している。ハッカー倫理はそれを容認する。 子ども時分の優しい友達感覚で。 しかし、ハッカー倫理…

宗教という名が日本人の皮膚に触れる時

宗教に関してごく一般的に語ることは困難なことだろうか。宗教という名が皮膚に触れると起きる嘗ての拒否反応は現在もそのままか。 この名が拒まれるとすれば、どう言い換えようか。便宜的に宗教という名を使った。伝統と呼び換えようか。常識と呼び換えよう…

いつか笑いを求めることを辞める日

寂しい時。 一人が堪える時。 私たちは笑いを求めずには居られなくなる。 だけどいつか気づく日が来る。 笑いではどうにもならない日が。 どうにもならない痛みと呻きに出会う日が。 その日その時ですら私たちは笑いを求めるだろう。 しかし聞くだろう。 笑…

20071104のまとめ。

長々と書いてきて自分なりにまとめて置く必要を感じた為、追記したい。 世界が日本に注目している理由を類推したい。それが日本の世界に向けて発信できるコンテンツの方向性を加えると考えられるからだ。断りたいのだが、これは私の仮説であり、私がこの仮説…

UserCreativityと言う名の借金

インターネットが誕生し、日本経済にすら格差の拡大が目立つようになり、ネットは更なる進化を遂げその発展はとどまることを知らない。 私たちがネットで使っているサービスは、無料のものが多い。 ただ、私たちがこれらのサービスを無料で使い続けることを…

売名批判への言い分

「著作権の侵害だ!」 という言葉は、少なくはない表現者に対して、強い威嚇になると同時に、名誉毀損にもなりかねないリスキーな批判だ。 しかし私にとって一番厄介かと考えられるのは「売名」という批判である。その言葉は表現者に親しい囁かな喜びを容易…

日本における社会という名に隠された宗教とそこにある社会人

「やってはいけないことは理由が理解出来ようが出来まいが、やってはいけない。」 ある日のネットに流れた日記に書かれていた言葉。 世界で日本は話題になっているそうです。だけど、私たち日本人はそれを理解して説明することが出来ない。 私はそれに関して…

愚かさ

人に頼ったらどこまでも依存してしまう事で嫌われて、離れて行かれる事が怖くて 極力人を頼らないでいこうと極端に努めてみたら結果、全てを独断で行うようになってしまい、人が離れて行った。 ああ。

劇的な発展を続ける技術に関して。

アラン・ケイによれば未来についてよく知りたければ、未来を創造するしかない。 しかし、どうしても私にはそれが不安でならない。何故だったか。 未来に過去を見る以外に方法はない。私の言葉は錯乱しているか。 今創造されているものが陳腐化される前に既存…

誤解

私たちは真理を求め、喜んでそれに身をささげようとするか。 私たちは真理を求める、だが真理は決して手に入らない。 真理はここにある。だがそれに触れたくはない。 私たちは複雑さを好んでやまない。 単純で力強いものはとてもじゃないが、受け入れられな…

才能

今秋リリースされているJ’POPにランキングインしている曲を好んで聴いています。 個人的には、曲よりも歌詞に注目して聴いています。 そのなかで、感じること。 歌詞が心の細部、それもささやかな小さな部分に、優しく触れる曲が愛されているのだなと感…

美しい女性

ああ。何という美しさか。 詩人の心は捉われる。 「女が男の半身としてあたえられもしたように 夜はこの世のなかば。それもこの上もなく美しい半ばなのに。」 恋しい人を求めて泣いたのは、かの人に逢いたくて、でも遠くて 過ぎ行く時間が、余りに早く、余り…

若き日の怒り

心が燃えて燃えて燃えていた日々。 私たちは何に怒っていたのか。 祝うべきこともないまま、はしゃぐ声の隣で、あの赤裸々に照り出す太陽の下で。 約束もないまま。 行く当てもないまま。 心の中に呻くように、高らかに響く地鳴りの隣を通り過ぎて行った。 …

はてなダイアリーへの信頼

はてなダイアリーを使用して3ヶ月になります。 はてなでの次々とリリースされるサービスやマスコミや書店での評判を見て、コイツはすごいのかなとミーハー心をくすぐられ、はてなに登録し、最初は閲覧のみだったのに、いつしか、日記投稿をするようになりま…

現在

全く何という時代なのか。 いつの世にあっても私たちの溜め息は変わらない。 私たちは言う。この低賃金で、どこまで働き尽くさないといけないのか。 一方で、私たちは無料のサービスを喜び、ネットというコミュニティに置いて、その過剰な情報量に満足出来な…

平成

私たちが生きた19年間について。 失われたと呼ばれた時間。 幼かった心がもう、時代の喧騒の真ん中に置かれた時間。 がりがりと高く築いたプライドがあんまりにも高いので、その高さに立ち眩みした時間。 誠意をもってその恐怖に応じた時間。 ただ、膨大な退…

幸福の中での戸惑い

人は幸福の中でも戸惑う。そのことに打ちひしがれて、やってはいけないこともやる。 幸福に見出され、往生する。 態度を決めることは、まだ出来ないでいる。

見えないもの

「すべて大切なものは目に見えない。」 「星の王子様」で今も印象に残る言葉。 ブログで日記を読み、また自身で綴るようになって、半年くらいになります。 「星の王子様」の有名な件りの中で王子様が旅立つ前の「ぼく」との対話が、ブログをしばらく続けた私…

伝統を紡ぐ言葉。

京都に来て3年が経つ。 千年王都の魅力に引かれ、また京都に籠もることで見出し得るものもあろうという思いから、3年が経った。 「京都は京都だ」という認識を持つにはまだまだ、浅いが、深めることを恐れるようになった。 特に空気の張り詰め始める秋から冬…

源氏物語

源氏物語に関して何か書きたいと思ったのは、別の日記で書いた、切なさというテーマが小さく話題に上ったことがきっかけです。 空を見上げた後、歩き出した時、ふと街を行く女性に対して、誰にともなく切なさを覚える、というようなことを書きました。 私個…

来てたの?

そう言って、僕は出来た笑顔で出迎える。 あなたはその言葉を聞いて少し不満気。それに気づいて気づかない振りして、話を戻した。 僕がこの言葉を言う事に払った苦労。 あなたに言うわけにはいかない。 理由は2つ。あなたが度を越えて鼻を高くしないため。…

大いなる力

遥かに自分を超えた力。 今がある事の尊さ。 全ての人と分かち合いたい思い。 私というお粗末な存在。不幸や災いを糧とした人。 その人は今戸惑いながら、言葉を紡いでる。 半径数メートルの距離から四六時中、滓となじられ続けた。その言葉を真に受けて過ご…

有り難み

ミクシィで半年以上、はてなで2ヶ月。 日記の更新を続けてきました。 ミクシィではマイミクに職場の人がいて自由に書けないこともあったため、はてなでは実に好き勝手書いてきました。 カウンタを設置することで、少なからず読んで頂いていることが嬉しくも…

聞こえる声で

大切な人がいて、 今もこれまでも、 これからも大切な人で。 伝えたいのに伝わらない想いを。言葉を声に乗せて。今というこの時、共にあるその喜びが。心の中で堅く揺るがないなら 聞こえる声で。その人に。 この想いを。